2010年5月22日土曜日

思い立った重湯

 
 

今週の『世界ふれあい街歩き』ハルビン篇もよかったです。
としょかん通信: 『世界ふれあい街歩き』

 中国北部で最も栄えた都市の一つハルビン。日本の最北端、宗谷岬とほぼ同じ緯度でしょうか。だから冬はとても寒い。

 街を歩く中、映される人々はおおらかなんだけど、カメラを向けられるとシャイになって、でも心を閉じずに話に応えてくれる。その様子がよかった。


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 話は変わりますが、『フォレスト・ガンプ』という映画の中でフォレスト・ガンプが走り出すシーンがあります。監督はロバート・ゼメキス、脚本はエリック・ロス、主演はトム・ハンクス。


 家のポーチにある椅子に座っていたガンプは、思い立ったように(まあ思い立つまでにいろいろとあったんですが)立ち上がり走り出し、庭を抜け道路に出る。
 そしてずっと走り続けて西海岸(か東海岸)の海辺に出て「でん」してUターンする。そしてまた走り続けて東海岸(か西海岸)の海辺に出て「でん」してまたUターンする。

 数年前からジョギングするようになって、改めてこの『フォレスト・ガンプ』を見たんですが、走ることの楽しみ喜びのほとんどがそのシーンにつまっている、と僕は思う。


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 ふと思い立ってすることではないかもしれませんが、三日間の断食をすることに。18(火)の夕方から21(金)の朝まで何も食べず、水だけの生活。
 やったことなかったんですが、血圧が低くなるんでしょうか、血糖値が低くなるのか、とにかくふらふらの状態が続く。身体にまったく力が入らない。そして襲ってくる強烈な睡魔。

 ビフォーとアフターでは5kgの体重差だったんですが、断食で最も大事なのは終わってからの食生活だという。今日一日の献立は、朝重湯(一膳分)、昼重湯(一膳分)、夜薄いみそ汁、だけでした。



 断食中、最も食べたいと思ったのはバニラアイスクリームです。