2010年5月16日日曜日
『世界ふれあい街歩き』
『世界ふれあい街歩き』
NHKから放送されている旅番組。
これすごくいい番組です。
もともとはBS-hiで放送されていたみたいですが、2010年からNHK総合でも放送されるようになったみたいです。
うちにはBS-hiなんてものはなく、それどころかテレビもありません。
でも、最近この番組を初めて見ました。台南の回でした。ナレーターは中嶋朋子さん。
侯孝賢監督の映画『百年恋歌』を見て以来、台湾には興味があります。
としょかん通信: 『百年恋歌』
地上波で放送される旅番組にしては風変わりな番組です。まず、賑やかしく大声を出すレポーターがいない。そして驚くほど長いワンカット(長回し)の映像。
カメラは人の目線で街を映し、ただ歩いていく。とても静かで穏やか、無目的な散歩のような映像に見入ってしまう。ナレーションも素晴らしい。
不思議なのはその映像がブレていないこと。初めは特殊なローラーみたいなものにカメラを固定して、それを押し進めて撮影しているのかなと思っていたら、人一人がやっと通れるような路地にまでそのブレないカメラは入っていく。どういうカメラなんだろう。
調べてみたらウェブサイトがありました。
制作者と視聴者の架け橋テレビコ
「ステディカム」という特殊な固定装置で映像の揺れを吸収しているとのこと。
なるほど。
次回は中国の「ハルビン」。
見逃せない番組になりました。
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図書室で立ち話
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