2011年7月10日日曜日

つがいのダチョウを自宅で飼うためには

年に一度、地元の友人たちと山間の川辺に出かけてバーベキューをするというのが恒例行事となっている。


前日の夜に皆で集まって買出しをして、車で二時間ほどかけて現地に向かう。

着いたときはまだ暗く、不安定な足下に注意しながらテントやバーベキューコンロや驚くほど多量のビールが入ったクーラーボックスを手分けして運ぶ。

テントを組み立て、炭に火をいれ、ほぼ準備できたころになると、ようやく辺りが明らんでくる。


気の早い男連中は(僕も含む)クーラーボックスから冷えたビールを取り出しプシッっと開けて飲む。

このビールが本当にうまい。


鳥の鳴く声と風が木々の間を通り抜ける音しかしない山あい。時間にして6時か7時くらいだろうと思って時計を見るとまだ4時台だったりする。








もうそろそろこのバーベキューの時期になるけれど、今年はどうも取りやめになるみたいだ。
(人にはそれぞれの事情がある)


いちおうスケジュールを空けておいたので、ぽっかりと何の予定もない四日間ができてしまった。



ではいっそのこと海外に行こうと、ハワイ、韓国、台北、ニューヨークの旅行チラシを前にしていろいろと考えをめぐらしてみた。

街中にあふれ返る大勢の人たちと、どこにでも付いて回るありとあらゆる観光産業、拝金主義を土壌として育った薄っぺらなステイタス・・・




吐き気とめまいがしたので近くのレストランに入ってビールを飲んだ。



望むのは極端なまでに人の気配がしないところ。水辺があればなおいい。



本を読みながら考えていたのだが、そのときに読んでいたのが



『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』





その中にあった「最近買ったものの中では、ナイキのランニング用のヘッドフォンがいちばんのすぐれ物でした。」

これはどれなんだろう。





これなのかな。




はたまたこれなのか。





また、別のページでは「デレク・トラックス・バンドの新しいCDをよく聴いています。歩きながら。いいです。」とある。




おそらくこれのことだと思う。










すごく静かなところで水辺に座り、読みたい本を読んで余暇を過ごす、ことになるだろう連休。

どうなるのか。

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